リーダーに贈る言葉1952 「神様」 

「神様が手を差し伸べたくなるほどに、
 一途に仕事に打ち込め。
 そうすれば、どんな困難な局面でも、
 きっと神の助けがあり、
 成功することができる。」
 稲盛和夫

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神様にお願いできる資格のあるのは、
もうこれ以上できないと言う努力をした者だけだ。
その時は神様だけではなく、
周りの人もきっと助けてくれる。

「ついていきたい」と思われるリーダーになる51の考え方 

おかげさまで
「ついていきたい」と思われるリーダーになる51の考え方(サンマーク)
が47刷35万2千部となりました。
5年以上前の2012年10月に初めて出版した本が、
今も売れ続けていることに、とても感謝しています。
ありがとうございます!

「ついていきたい」と思われるリーダーになる51の考え方(30万部帯あり)093

「いつ、どこでも求められる人の仕事の流儀」(三笠書房) 

「いつ、どこでも求められる人の仕事の流儀」(三笠書房)についての雑誌の取材原稿です。
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*「働き方」を何度もリセットする

*なぜ新刊の「いつ、どこでも求められる人の仕事の流儀」(三笠書房)を書いたか?
 昨今「働き方改革」が叫ばれていますが、私は「働き方」などは枝葉末節な話であり、「働く意義」(ミッション)をしっかり考えることが大切だと思っています。
・仕事に熱中して、気がついたら11時12時なってしまっている。終電に間に合わないからと急いで片付け、仕事成し遂げた充実感と心地よい疲労感でオフィスを後にする。
・定時の30分前から、そわそわし始め5分ごとに時計に目をやり、終業の時報とともに逃げ去るように職場を後にする。それまでと打って変わって一気に顔に生気が戻ってくる。
どちらの働き方が良いか悪いかと言う問題ではありません。「選択」の問題です。少なくとも私は意義を感じて、時間を忘れて打ち込める仕事したいと思っています。

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* 「仕事」は「志事」である
私は、「仕事」は本来「志事」であるべきだと考えています。
つまり仕事を通じて、自己実現をする。仕事こそが人を鍛えてくれる修練の場であり、自分の志を遂げる手段だと思っています。もし時間を忘れて打ち込める「志事」が見つかれば、それはとても充実した人生が送れるのではないかと思います。
 仕事の成果は「人」によって大きく差が出ます。
その差はどこからきているのでしょうか?
 ・何をするのかではなく、何故するのかをきちんと考えている。
 ・相手の気持ちになって、とことん奉仕することができている。
こういうことを意識して働いているかどうかで成果が違ってきます。

*「ミッション」を持って働く
私はこれまで、日産自動車で社会人生活をスタートして以来、さまざまな業種・組織で働き、ザ・ボディショップやスターバックスでCEOを務める中で、そんなすばらしい流儀で仕事を進め、その人ならではの人生を歩んでいる人たちの姿を見てきました。
どうしたらその人たちのように「レガシー」と呼べる仕事を残し、後々まで影響を与えることができるのか?――この本では、本質的な仕事への取り組みや流儀について書きました。

*ミッションの重要性について
 企業経営において、経営者は環境の変化に合わせて、その都度迅速に意思決定をしなければなりません。変化が激しい時ほど、会社の原点であるミッションに照らして考えれば、答えがブレずに見えてくるはずです。個人で事業をしているなら、明文化する必要ありませんが、企業が大きくなるに従い、ミッションの重要性が増しいきます。違った価値観を持った人が集まってきますから、ミッションを明示することで、自分達の事業の目的(ミッション)やその方向性(ビジョン)、道中の行き方(バリュー)をしっかり確認していくことが大切です。

*どうしたらミッションを浸透させることができるか?
 たとえルールやマニュアル違反をしていても、ミッションに従って行動をした人を褒めることが大切です。通常ミッションというのは漠然としています。事例ごとに自分達の判断の軸(ミッション)を確認していくことが大切です。またある人を褒めるということは、他の人ができていないから褒めるわけです。皆ができていたらわざわざ皆の前で褒める必要はありません。ある人を褒めるということは、他の人を叱っていることと同じことになるわけです。できていない人を叱るよりも、褒めることの方が雰囲気が断然良くなります。
 人を評価するときに単に売れ上げや利益などの数値的なことだけではなくて、きちんとミッションに従った行動をしているかを評価することが大切です。リーダーは組織のミッションを繰り返し発しなければなりません。そしてそれを評価にまで結びつけないと、ミッションは浸透しません。

*個人にとってもミッションは大切
 私は組織においてミッションが大切なのと同じように、個人にとってもとても大切だと思います。何も「世のため、人のため」というような壮大なミッションを最初から持つ必要はないと思います。小さな夢から始めて良い思います。夢があればそれを実現しようと頑張る事ができます。最初は「金持ちになりた」「出世したい」という夢でもよいと思います。しかし人は成長するにつれ、必ず私的な成功より公的な成功を目指すようになっていきます。自分のためよりも何か人の役に立っている感じれる方が、より満足感が大きくなるからです。目先の小さな夢を叶えて満足してしまうと、人生が退屈になってしまいます。だから夢(ミッション)はどんどん成長させていけば良いのです。

「最大の危機は、目標が高すぎて失敗することではなく、
 低すぎる目標を達成することだ。」
 ミケランジェロ

*人生の本当の幸せは「他利」にある
 「ミッション」とは自分の存在理由。世のため人のために大切な何かを成し遂げるために、自分はこの世に生かされていることを自覚することが大切です。それができれば、人生がもっと面白くなります。ミッションの実現のために、今日何をするのか?今何をするのか?具体的な行動をすることが明確になっていきます。個人としてのミッションをしっかり持っていれば、目の前の仕事に対して意義を感じモチベーションもやりがいも、また自分の職業に対する誇りも、全然違うものになるはずです。



*これからのリーダーは?
 世の中な凄いスピードで変化しています。しかし私はリーダーの本質に大きな変化はないと思っています。みんなの目標や夢が物質的なものではなく、より高度な精神的な満足に向かっているということです。給料や昇進などの目に見える報酬よりも、自己実現や自己効用感などの精神的な満足を求めている人が増えています。このことをきちんと理解して、メンバー一人一人の自己達成を意識したリーダーシップが求められていると思います。それぞれの人生におけるミッションや仕事におけるミッションをきちんとリーダーは共有化することが大切だと思います。

*リーダー教育がますます大切
 日本の教育は意識的にリーダーを育てる教育になっていません。東大といえども偏差値の高いお受験プロが行く大学で、決してリーダーを育てる大学になっていません。不祥事を起こしている大企業の経営者に東大卒が多いのを見ればわかります。日本の教育は「才」ばかり教えて「徳」の教育をしていないからです。欧米にはノブレス・オブリージュ(仏: noblesse oblige)という言葉があります。つまり高貴な地位には高貴な責任が伴うという意味です。日本ではエリート教育・リーダー教育というとなんとなくネガティブなイメージがありますが、組織には必ずリーダーが必要です。 そのリーダーを社会として意識的に育てることが必要です。日本には良きリーダーが少ないと言われます。日本のリーダーたるべき人たちが自分のミッションを明確に持っていないことが原因ではないかと思います。最近日本でも若い起業家が増えて来ていることを実感しています。ただ量は増えて来ているが、質がまだ伴っていない気がしています。もっとリーダーたるべき本人の自覚とリーダー教育が必要だと思います。自分はリーダーたるべきだと自覚を持った方は、ぜひ私が主宰する「リーダーシップスクール」https://iwata.schoolの門を叩いて見て欲しいと思います。


新刊の案内
「いつ、どこでも求められる人の仕事の流儀」 2018/1/13発売 三笠書房


リーダーに贈る言葉1917 「移り変わり」 

「人の世の移り変わりは、
 木の葉のそれと変りがない。
 風が木の葉を地上に散らすかと思えば、
 春が来て、蘇った森に新しい葉が芽生えてくる。
 そのように人間の世代も、
 あるものは生じ、あるものは移ろうてゆく。」
 ホメロス

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季節も人の世も必ず移って行く。
今が良くてもそれが長続きするわけではないし、
今悪くてもずっとそのままということはない。

リーダーに贈る言葉1916 「思いつき」 

「時には、自分の考え、
 また自分をとらえている常識や
 既存の知識から解放され、
 純粋な思いつき、というものを
 大切にしてみてはどうだろうか。
 松下幸之助

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大人になると色々な制約条件や他人の目を気にしてしまう。
子供の頃の素直さや純真さを持って、自分の直感を信じよう。